12月25日の桑名市議会本会議で、「桑名市カスタマーハラスメント防止条例条例案」が賛成19、反対6の賛成多数で可決された。条例案は18日の委員会で、氏名公表の規則について素案が出来た段階で議会に対し十分な説明を行うことを求める附帯決議と共に、原案から修正無く可決されていた。
市は現在、カスタマーハラスメントの行為者の氏名の他、同姓同名の人との混同を避ける為、大字までの住所や年代をホームページで1ヶ月程度公表する(未成年を除く)方針を明らかにしているが、委員会での附帯決議を受け、来年2月頃行為者の公表に至るまでの詳しい手順を議会に示す予定だ。
条例は来年4月に施行される。伊藤徳宇市長は会見で、氏名公表措置について自治体でできるギリギリのところだと述べ、国にカスタマーハラスメント防止する法制定について要望した。
【三重県桑名市 基礎自治体初のカスハラ防止条例制定へ】制裁措置盛り込み(2024/11/26) – カスハラ対策相談ナビ